もう終わりだなぁ。
彼と会うたび、そう思う。
彼と神待ち無料サイトで出会って付き合いはじめてもうすぐ1年が経つけれど、一緒にいても彼はいつも携帯を眺めているし、私の話なんて全く興味ないみたい。
まぁ、私も彼への興味がなくなっているからお互いさまなのかもしれないけれど。
会うたびに、お互いに別れを切り出されるのを待っている感じ。
でも、私もそうだけど特に他に好きな人がいるわけじゃないし何となくずるずると付き合ってきた。
だけどこの前、偶然、仕事帰りに駅で彼が女の人と2人で親しげに歩いているところを見かけてしまったの。
ショック……と言えばショックだったけれど、内心、これで別れられるって嬉しくもあった。
だから、セフレ優良サイト好きの彼から別れを切り出してくれるのをずっと待っているんだけれど……。
「何か俺達ダメっぽくない?」いよいよお別れ?次の言葉を待つ。
「倦怠期かなぁ……。」それだけ?この人、私が別れるって言うまで別れないつもりなのかもしれない。
「あなたって卑怯だね。
この前、女の人と歩いているところを見たよ。」「知っている。」私の言葉に動揺する様子もなく答える彼。
あまりもの図々しさに呆れて怒る気にもならない。
「俺と別れたいの?」あくまでも私に別れの言葉を切り出させたいらしい。